先日、房総エリアの里山関係者と一緒に、城西国際大学薬学部の関根教授の研究室に訪問してきました。
途中、場所を変えて食事も挟みながら、とにかく植物の話!話!話!で盛り上がり、ハーブや薬効植物、熱帯の希少植物の事、などなど、薬効のある植物について、こんなに熱く語り合ったのは人生ではじめてだと思います、楽しかった!(写真、左から3番目が関根教授、右から3番目が私です)
里山でハーブ園や、薬膳料理などを作る際の注意点として、薬事法で効果効能をうたってはいけないということ、
ただし、そのハーブなり植物に、その薬効があると知った上で、楽しく食すなら問題ないこと、ダメな表現と、正しい食し方など、3時間話しっぱなしの濃厚な時間の中、多くの学びを得ることが出来ました。
自然学校の料理教室などで、薬効植物を食す場合、薬膳料理、漢方料理などを食べる場合、私も教授のアドバイス通り、この路線が良いと思いました。
薬効や効果効能をうたい、その効果だけに期待するというのは、楽しく食事を頂くことから、ちょっと外れて療養の世界になってくると思います。
私達は、医療で里山の植物を使う訳ではありませんから、そことは線引きをして、でも、きちんとその植物の薬効や効果なりを知った上で食す、
このバランスを大切にしたいです。
話しは少し飛んで、里山の植物ではありませんが、先日、菊芋なる野菜を手に入れる事が出来ました、最近流行っていますよね。
イヌリンが多く含まれていて、血糖値を安定させ、腸の働きをと整えると世間では言われています。
菊芋で例えるなら「便秘に効く菊芋料理!」として、里山料理を作るのではなく、菊芋はそういう働きのある野菜であることを知って
楽しく食す、この考え方のバランスをハーブや薬効植物にも当てはめるそんなイメージです。
ハーブや薬効植物に関しても、変にそれだけの効果を期待して食べるよりも、そっちの方が楽しめると思います。
さぁ、里山には多くの天然のハーブや薬効植物があることを知りました、お勧めの専門書(5000種類網羅)なども教えてもらいました。
フィールド内の植物を、ひとつひとつ、調べたり、食したりしてみます。
これからが楽しみです!