濃溝の滝がブレイク

何と!鹿野山からも近い濃溝の滝が今、大ブレイク中らしいです。

 

きっかけは、インスタグラムに投稿された一枚の画像だったそうで(インスタグラムが何か良く分かっていないわたし)

とにかく、ネット上で拡散され、テレビでも放送され、今、駐車場が大混雑しているくらい人が集まっているのだとか、地元の人の情報によると、日曜日はその近くの道まで渋滞していたのだとか。

 

数か月前まではガラガラだったんですけどね~、この変化に驚きです、私もここは何度も行っています。

鹿野山は川が一本も無い乾いた山なので、山を降りて行って川遊びも出来るプログラムを作っておきたいなと思い、濃溝の滝も含め、近郊の滝や川遊びが出来そうな場所を探していました。

 

私が行った時は、曇りの日だったので、千葉県の奥地なら良くある川廻しの滝の一つだと思い、そんなに珍しくは感じませんでした。夏場も地元では人気の川遊び場で、地元の人など数組のご家族がパチャパチャと川遊びをしているような場所です。

 

そんな場所が、太陽光の当たり加減で、あんなに幻想的に姿を変えるとは。。光と影のアートといいますかコントラストが素晴らしいですね。

視察に行った時、もし光が射しこんで、画像のような幻想的な滝が姿を現していたら、きっと桃源郷に迷い込んでしまったのかと思ったでしょう。

 

行った人に聞くと、三脚を持ってシャッターチャンスを狙っているカメラの人でいっぱいだったとか。

そんな状況では、しばらく川遊びは恥ずかしいですね(笑)

 

今年の夏、川遊びのプログラムを行うとしたら、別のマイナーな秘境スポットを狙おうと思います。

 

しかし、1枚の写真から、、こんなにもブレイクするなんて。

 

アーといいますか、美、つまり「美しいもの」には、人を大きく揺さぶる感動の力があると、改めて実感しました。

 

97歳の現役日本画家、堀文子氏は「美は、永遠に輪廻する命そのもの」という言葉で、美について語っています。

 

濃溝の滝は、もしかしたら永遠に輪廻する地球の命そのものなのかも知れませんね。